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気になる研究紹介1:京都大学の研究チームが新たな5Gシステムの開発に成功!
私たちの日常生活で必須アイテムとなっているスマートフォン。
SNSをはじめ、最近では学業や仕事でも欠かせないですよね。
しかし、皆さんにもこんな経験ありませんか?
例えば、ビルが密集したところに行くと通信が繋がりにくくになる、
電車に乗っていると毎回ある所で通信が繋がりにくくなる、
山がちなところに行くと通信が繋がらない・・・
などなど、スマホの通信が繋がりにくくなる経験。
毎回イライラしちゃいますよね。
しかもそれが緊急事態なら・・・
考えただけでもゾッとしちゃいますね。
そんな中、7月16日、京都大学が従来の5Gよりも広範囲に通信できるシステムの開発に成功したというニュースがリリースされました!
今回は、京都大学が新たに開発した5Gの通信システムを紹介します!
● 京都大学が新たな5Gシステムの開発に成功!
(1) 5Gが使えなかった山間部などで5Gが使えるように!
この最新技術により、これまで5Gが使えなかった山間部などで5Gが使えるようになります!
特に、5Gが山間部でのアプリケーション使用時や、災害時の情報伝達に使えるようになることで、より迅速にやり取りや救助ができるようになるそうです。
現在はまだ研究段階ですが、この技術を標準化、商用化していくことを目指しているようです。
実用化されればこれまで以上に、スマホが繋がりにくくなる問題を解消できるようになります。
早急に実用化されていってほしいですね!
(2)従来の5Gとの違いは?
新たなシステムではとにかく伝達できる距離が大幅に伸びたそうです。
今回のリリースでも次のように述べられていました。
「数 km から 10km 程度の限定された範囲内においてセンサー、メーター、モニターが必要なさまざまなアプリケーションや災害時の仮設的な情報伝達、映像伝送手段として、簡易に 5G システムを提供することが可能になります。」
従来の5Gは1つの装置から最大でも100メートル前後までしか伝達できなかったそうです。
そのため、山間部や遮蔽物がある地点などでは使えないというデメリットがありました。
しかし、今回の技術を使えばその距離はなんと最大100倍に!
これにより5Gが使えなかった地点でも5Gが使えるようになるそうです。
(3) まとめ
今回は、京都大学が新たに開発した5G技術について紹介しました!
今後もこのような、気になる研究や事業を紹介していきます!
次回の更新もぜひご期待ください!
(出典)
・京都大学 最新の研究成果を知る 「VHF帯におけるソフトウェア無線技術を用いた超広域小型自営系(プライベート)5Gシステムの開発に成功」
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2024-07-16
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